シンポジウム
- ■12:30~
- 開場・受付開始
- ■13:30~13:40
- 開会挨拶
- ■13:40~14:30
- 基調講演(30分間)/ 質疑応答(20分間)
-稲川 貴大氏(インターステラテクノロジズ株式会社代表取締役社長)
※オンラインでの講演となります。
「ロケット開発と民間ものづくり企業の関わりについて」
民間で初めて宇宙空間に到達するロケットを製造した同社が、これまでどのように中小企業と連携・協力してきたか、また、今後の宇宙ビジネスの展望などをどのようにお考えかなどについてお話しいただきます。
略歴
インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長 CEO 北海道の大樹町を拠点に、日本の民間企業開発として初めて宇宙へ到達する観測ロケット「MOMO」の開発・製造、打上げを実施し、2019年5月には3号機の打ち上げに成功。
- ■14:30~14:50
- 事例紹介①(20分間)
-宮﨑 康行氏(日本大学理工学部 客員教授)
「超小型衛星開発において企業に求められるもの」
これまで2機の超小型衛星を製造してきた宮﨑氏による、製造に際しての中小企業・他組織との関わりや、宇宙ビジネス参入を目指す中小企業に必要な条件などについてお話しいただきます。
略歴
1993年3月に東京大学にて博士(工学)の学位取得。同年4月より、日本大学理工学部航空宇宙工学科に勤務。2008年4月より同学科教授。2018年10月から2020年9月まで、大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)理事長。2020年10月より、JAXA宇宙科学研究所教授、および、日本大学客員教授。専門は展開構造などの宇宙構造物工学。日本大学では計4機の超小型衛星を打ち上げている。また、「ほどよしプロジェクト」に参加し、展開デバイスのフライト実証を行ったり、JAXAのソーラーセイルIKAROS、ISSでのインフレータブル構造物実証SIMPLEに参加したりするなど、実プロジェクトを経験してきている。
- ■14:50~15:10
- 事例紹介②(20分間)
-羽生田 豪太氏(株式会社羽生田鉄工所 代表取締役)
「ものづくり中小企業の宇宙ビジネス奮闘記(長野編)」
圧力容器応用装置のメーカーである同社が宇宙ビジネスに参入した経緯や、他の中小企業や組織とどのように連携して取り組まれているかなどについてお話しいただきます。
略歴
1965年生まれ。1985年㈱羽生田鉄工所入社。2001年5月㈱羽生田鉄工所代表取締役就任現在に至る。
2014年2月に打ち上げられた信州大学開発の超小型衛星「ぎんれい」で衛星開発に参画。2014年12月に打ち上げられた鹿児島大学と九州工業大学の共同開発による超小型宇宙探査機「しんえん2」では、炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)による構体開発を担当した。
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局による2019年度、「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に「衛星データを活用したワイン用ブドウ精密栽培システムの高度化」が選定される。
- ■15:10~15:30
- 休憩・名刺交換
※展示ブースを予定しておりましたが、コロナウィルス感染拡大防止の観点から三密回避のため残念ながら中止となりました。