プログラム
- ■14:00
- 開会
- ■14:00〜14:05
- 開会挨拶・参加にあたっての諸注意
- ■14:05~14:20
- 講演①
講演者 |
宮﨑 康行(みやざき やすゆき)氏
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所 教授 |
講演タイトル |
「産学官連携による宇宙機開発・利用について」 |
講演概要 |
昨今の宇宙ビジネスの急成長により、企業による宇宙開発・利用はごく普通のこととなってきており、企業でできることと国や大学等でできることの区分け・役割分担がより明確になりつつあると思われます。そこで、自身の宇宙機や搭載機器の開発に関するこれまでの経験・現在の活動内容を紹介させていただき、それをもとに、これからの産・学・官の連携・共創の方向性についてお話しさせてただきます。
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プロフィール
1993年から2020年まで日本大学理工学部にて展開宇宙構造物の研究・開発に従事。また、研究室にて4機のCubeSatを開発し、打ち上げ・運用を通じて研究の宇宙実証や学生教育を行ってきた。2020年10月にJAXA宇宙科学研究所に移り、現在は宇宙科学・探査用の伸展構造・展開構造や宇宙太陽光発電システムなどの大型宇宙構造物の研究・開発を進めている。
- ■14:20~14:35
- 講演②
講演者 |
工藤 裕(くどう ゆう)氏
株式会社天の技 代表取締役 |
講演タイトル |
「宇宙ベンチャーが考える宇宙コングロマリット」 |
講演概要 |
株式会社天の技は、人工衛星のコンポーネント開発、及び宇宙データ活用方法の開拓と、宇宙に関するハードウェア・ソフトウェア両方に取り組んでいます。
3年の開発期間を通してようやく得られた宇宙動作実績、そして宇宙データを活用した海ゴミ調査という案件に多年度に渡って取り組んできた経験から、宇宙ベンチャーの難しさと可能性、そして今後の日本の宇宙産業の在り方ついて議論できればと思います。
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プロフィール
1984年、山形県生まれ。2009年、東京工業大学大学院電気電子工学科修了。通信会社系研究所や半導体製造会社を経て、2016年、宇宙ベンチャーに入社し、カメラや電装開発、環境試験などを担当。2018年、株式会社天の技を設立し、代表取締役に就任。
- ■14:35~14:50
- 質疑応答
- ■14:50~15:30
- パネルディスカッション
テーマ |
「拡大する宇宙ビジネスでの産学官連携のあり方と今後の展望について」 |
モデレーター: |
神永(茨城県) |
パネラー: |
宮崎氏・工藤氏 |
- ■15:30~16:00
- ネットワーキング
- ■16:00
- 閉会
参加方法
参加方法を選択してお申し込みください。
◎Zoom参加(20名程度)
*質疑応答に参加できます。
*ネットワーキングに参加できます。
*お申込み人数によっては、アクセス制限をさせていただく可能性があります。
*参加が確定した方に接続先URL(Zoom)を開催日の前日までにお知らせいたします。
*所属先がある方は必ず明記してください。
◎YouTube視聴のみ
*当日オンラインでライブ配信をいたします。
*視聴URLは開催日の前日までにお知らせいたします。
参加登録締め切り:3月7日(月) 10:00
開催終了 アーカイブス
>【Vol.7】2022年2月16日(月)開催
山崎 秀人 氏(さくらインターネット株式会社 事業開発本部 クロスデ―タ事業部長)
亀井 雅敏 氏(一般財団法人リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 参事)
プログラム
- ■13:30~13:33
- 開会挨拶
- 第1部 講演
■13:33~14:05
講演者 |
山崎 秀人氏
さくらインターネット株式会社 事業開発本部 クロスデ―タ事業部長 |
講演タイトル |
「日本発の衛星デ―タプラットフォームTellusについて」 |
講演概要 |
Tellus(テルース)は、「宇宙アセットを民主化する」というビジョンを掲げ、衛星データを利用した新たなビジネス創出を目的とした日本発のクラウドコンピューティングを活用した衛星デ―タプラットフォームです。衛星デ―タだけでなく、複数のデータをかけ合わせ、新たなビジネス創出を促進するためのいろいろなファンクションを提供しています。2019年にバージョン1.0がリリースされ、今回は最新のTellusバージョン3.0を中心にご紹介させて頂きます。
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プロフィール
2001年宇宙開発事業団(現:JAXA)入社。国際交渉業務、ALOS(だいち)の防災利用事業、はやぶさプロジェクトの帰還業務に従事。2019年5月よりさくらインターネット株式会社に出向し、現職。 衛星データプラットフォーム「Tellusプロジェクト」全体の統括を担い、「衛星データ×IT」の力で新しい価値を創造するために日々奮闘中。
- ■14:05~14:30
- 質疑応答&ネットワーキング
- 第2部 ハンズオン講座
■14:30~14:45
講演者 |
亀井 雅敏 氏
一般財団法人リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 参事 |
講演タイトル |
「衛星データの利用事例14選」 |
講演概要 |
気候変動の監視からファッションまで、幅広い分野で利用が進んでいる衛星データ。そうとは知らずに衛星から得た情報を活用している人がいるかもしれません。本講座では、観測の原理や解析の手法など技術的な説明は省略し、どのような事業で衛星データが利用されているかをご紹介します。これら事例の中には、宇宙ビジネスの新規開拓や、既存事業の拡大・効率化のヒントが多く含まれています。
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プロフィール
1998年東京外国語大学卒業、1998年リモート・センシング技術センター入社、2006年法政大学大学院環境マネジメント研究科修士課程修了。長年にわたり、リモート・センシングの普及啓発や利用促進の事業に携わる。現在は、日本国内の研修事業のみならず、アジアやアフリカの国々で様々な能力開発事業を手がけている。
- ■14:45-15:00
- 質疑応答
- ■15:00-16:00
- (質疑応答込)
講演タイトル |
ハンズオン講座「無償で使える衛星データの可視化体験」 |
講演概要 |
現在、多くの衛星データが「オープン&フリー」の方針の下で無償化されており、TellusのようにWeb上で大量のデータを扱えるデータ解析プラットフォームが用意されています。
ネットに接続されたPCさえあれば、特殊なソフトウェアをインストールすることなく衛星データを可視化し、解析することができます。本講座では、衛星データ未体験の方にもわかりやすく操作方法を説明し、衛星データの魅力を体験していただきます。
※ブラウザはGoogle Chromeを推奨しています。体験希望の方はご準備ください。
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- ■16:00
- 閉会
>【Vol.6】2021年11月29日(月)開催
百束 泰俊 氏(株式会社天地人 取締役・COO)
- ■14:00~14:05
- 開会挨拶
- ■14:05~14:35
- 講演
講演者 |
百束泰俊(ひゃくそく やすとし) 氏
株式会社天地人 取締役・COO |
講演タイトル |
宇宙ビッグデータ及び気象データを活用したビジネス開発の現状 |
講演概要 |
近年気候変動等の影響から、従来通りの品種選択と栽培管理を行っているにもかかわらず、収穫量や品質低下に見舞われるケースが各地で多発している。
天地人では、衛星由来の気象情報を過去から現在に至るまでのビッグデータとして分析し、最適な作物の選択や、最適耕作地の探索を行っている。今回、その現状を報告する。
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プロフィール
天地人取締役・COO。JAXA技術領域主幹。降水観測の「GPM主衛星」、温室効果ガス観測の「いぶき2号衛星」について、全開発工程を担った地球観測衛星の専門家。自ら開発した衛星の観測データに加え、世界中の衛星データプロバイダーとの連携を進め、ビジネスアイデアを創出する。
- ■14:35~14:50
- 質疑応答
- ■14:50~15:10
- 参加者意見交換会
- ■15:10~15:15
- 閉会挨拶
>【Vol.5】2021年10月20日(水)開催
福代 孝良 氏(株式会社アークエッジ・スペース CEO 代表取締役)
- ■14:00~14:10
- 開会挨拶
- ■14:10~14:55
- 講演
講演者 |
福代 孝良(ふくよ たかよし) 氏
株式会社アークエッジ・スペース CEO 代表取締役 |
講演タイトル |
未定 |
講演概要 |
宇宙機(超小型衛星)、地上局、関連部品の設計・製作及び運用サービスの提供などを手掛け、ルワンダ政府公共事業規制庁(RURA)へ RWASAT-1 を納入する一方、地方自治体とルワンダの橋渡しを行って来ました。
本講演では、宇宙ビジネスを目指す方や、ものづくり企業の方などに向けて、起業方法やこれまでの活動内容をご紹介します。 |
プロフィール
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得満期退学。外務省在リオデジャネイロ総領事、内閣府宇宙戦略室、外務省中南米局南米課外務事務官などを歴任する傍ら、JICA(独法国際協力機構)調査団団長などでタイ国、トルコ、インドネシアに対し衛星測位、宇宙・地理空間情報、海洋管理など衛星データ共有や標準化サービスの推進可能性を提案し国際的キャパシティビルディングを推進。現在、東京大学空間情報科学研究センター特任准教授、株式会社マキノハラボ代表取締役、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構技術参与を兼務。(株)アークエッジ・スペース代表を務める。
- ■14:55~15:10
- 質疑応答
- ■15:10~15:50
- 参加者意見交換会
- ■15:50~16:00
- 閉会挨拶
>【Vol.4】2021年9月16日(木)開催
千野 歩 氏(株式会社Ashirase 代表取締役CEO)
- ■14:00~14:10
- 開会挨拶
- ■14:10~14:55
- 講演
講演者 |
千野 歩 氏
株式会社Ashirase 代表取締役CEO |
講演タイトル |
みちびきなどの衛星測位を用いた視覚障がい者向けナビゲーションシステム開発の試み |
講演概要 |
近年、測位精度向上に向けた取り組みが加速しています。衛星では複数周波数衛星を増加することなど進められています。一方で、受信機の小型・低コスト化、また、精度補正技術も進化してきています。我々は、それら技術を利活用することで、視覚障がい者への価値に繋げようと考えております。本講演では、我々のような宇宙に対する非専門家が、どのように宇宙技術を活用し、一般ユーザーの価値に転換しようとしているのか、模索している活動を共有させて頂き、衛星測位の進化に繋がるディスカッションをさせて頂ければと思います。
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プロフィール
本田技術研究所にて電気自動車の制御エンジニア、自動運転システムアーキテクチャ設計を経て、2019年から安全の長期戦略立案に従事。
2018年から、自動車開発と並行し、視覚障がい者向けの歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」の開発を開始。
S-Booster2019で最優秀賞を受賞、2020年にみちびきコミュニティへ参加。
- ■14:55~15:10
- 質疑応答
- ■15:10~15:50
- 参加者意見交換会
- ■15:50~16:00
- 閉会挨拶
>【Vol.3】2021年8月27日(金)開催
木村 真一 氏(東京理科大学スペース・コロニー研究センター 副センター長
東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授)
- ■14:00~14:10
- 開会挨拶
- ■14:10~14:55
- 講演
講演者 |
木村 真一 氏
東京理科大学スペース・コロニー研究センター 副センター長
東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授 |
講演タイトル |
スペースシステム創造研究センターでの地上・宇宙Dual開発の試み |
講演概要 |
近年、月、火星など人類の宇宙進出が急速に広がりつつあります。このような宇宙進出を実現する広範な技術を効果的に開発するためには、宇宙専用に開発するのではなく、地上の技術との適切な連携が欠かせません。本講演では、地上?宇宙のDual開発を目指したスペースシステム創造研究センターの試みを紹介しつつ、様々な技術での連携の可能性を議論できればと思います。皆様の技術が、人類の宇宙進出にとってかけがえのない力になります。是非ご協力いただければと思います。
|
- ■14:55~15:10
- 質疑応答
- ■15:10~15:50
- 参加者意見交換会
- ■15:50~16:00
- 閉会挨拶
>【Vol.2】2021年7月2日(金)開催
當房 睦仁 氏(株式会社 睦美化成 代表取締役)
- ■14:00~14:10
- 開会挨拶
- ■14:10~14:55
- 講演
講演者 |
當房 睦仁(とうぼう むつひと)氏
株式会社 睦美化成
NPO法人 円陣スペースエンジニアリングチーム |
講演タイトル |
町工場のオジサンたちが取り組む九州の宇宙産業の紹介 |
講演概要 |
九州の宇宙ビジネスを念頭に、大学、ベンチャー企業などと一緒に宇宙関連事業を進めてきたNPO法人円陣スペースエンジニアリングチームの歩みと九州で取り組む宇宙産業について紹介します。 |
- ■14:55~15:10
- 質疑応答
- ■15:10~15:50
- 参加者意見交換会
- ■15:50~16:00
- 閉会挨拶
>【Vol.1】2021年6月11日(金)開催
小畑 俊裕 氏(株式会社Synspective 取締役)
- ■13:30~13:40
- 開会挨拶
- ■ 13:40~14:25
- 講演
講演者 |
小畑 俊裕 氏(株式会社Synspective 取締役) |
講演タイトル |
「小型合成開口レーダの多数基生産と、その高頻度更新データを用いた意思決定支援ソリューションの提供」 |
講演概要 |
Synspective社は小型合成開口レーダ衛星群を配備し、政府・自治体や企業の意思決定を支援する情報を提供しています。昨年12月に1号機を打上げ、初画像取
得に成功しました。また、地盤沈下、水害被害域特定、地下工事時の陥没リスク評価など、災害状況把握・予防やビジネス上の意思決定に役立つ情報提供ソリューションを開発・公開しています。
今回、30機の衛星群構築や、JAXA・企業との連携の重要性、提供ソリューションにつきご説明します。 |
略歴
1997年 東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 中須賀研卒業(修士)。同年 三菱電機入社。12種15機以上の衛星・ミッション機器の開発、運用を経験。2004年にAstrium社 (現Airbus DS)のドイツFriedrichshafen工場に交換技術者として1年間滞在し、地球観測衛星TerraSAR-Xの開発に従事。
2016年 6月末 思い立って19年在籍した三菱電機を退社。東京大学 中須賀・船瀬研に所属し、小型合成開口レーダ衛星のシステム設計を実施。その成果の社会実装のため、2019年より(株)Synspective 取締役/衛星システム開発部門ゼネラルマネージャ。
主な業務及び研究:小型SAR衛星開発及びその事業化、衛星自律化機能研究、衛星量産化検討、システムズエンジニアリング研究
WEBサイト: https://synspective.com/jp
- ■14:25~14:40
- 質疑応答
- ■14:40~15:20
- 参加者意見交換会
- ■15:20~15:30
- 閉会挨拶
いばらき宇宙ビジネスサミットとは
茨城県は2018年から「いばらき宇宙ビジネス創造拠点プロジェクト」を立ち上げ、自治体としては全国初となる、宇宙ビジネスに特化した、切れ目ない支援を実施しています。
宇宙ベンチャーの創出・誘致や宇宙ビジネスへの参入促進を目指し、宇宙ビジネスの機運醸成を進めるとともに、コーディネーターの配置や、挑戦する企業への財政支援に取り組んでいます。
また、国から「宇宙ビジネス創出推進自治体」に選定(2018〜2021年度)され、今後も地方における宇宙ビジネスの裾野拡大の役割を期待されています。
今年度は、このプロジェクトの一環として「いばらき宇宙ビジネスセミナー」を定期的に開催し、さらなる茨城県の宇宙ビジネスへの取り組みや理解を深めて頂くことを目的とします。
<過去の開催内容はこちらからご覧ください>
いばらき宇宙ビジネスフォーラム
inつくば
いばらき宇宙ビジネスフォーラムin日立
いばらき宇宙ビジネスサミット2019
いばらき宇宙ビジネスサミット2018